昨今、ニコ生界隈をにぎわせているけんちゃん騒動、通称けんちん汁事件。

彼がホームレス配信の際、泊めてくれた女性リスナーを襲い口淫を致したことは記憶に新しいが
なんとよっさんとのホテル配信でお馴染みの、らみあ氏もけんちゃんとの関係を持っていたことが
よっさんの口から暴露された。

※けんちゃんを泊めた女性リスナーからのリークメール
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暴露した経緯はらみあ氏と関係をもったあと、けんちゃん側から一切連絡を絶たれ、いわゆるヤリ捨て
されたとの事でらみあに好意を寄せるよっさんが不憫に思い憤慨し、たまらなくなり公表したもよう。

※らみあ氏とのことで今回の事件を危惧したのかけんちゃんにキレるよっさん、漢である
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これをうけて鳩ろだや2ちゃんねるでは例の如く大炎上していますが
古参リスナーの方達ならもうこの状態、お気づきだと思います。
お言葉をお借りするところの

言っていることと、やっていることがかなり
ブーメランしているのです。



そこで今回取り上げたいコラムテーマは、「ニコ生主の矛盾と本質とはなんなのか」

かなり漠然とした表題ですが
ニコ速なりに考察してみましたので、駄筆ながらよろしければ最後までご回覧お願いします。


けんちゃん氏は以前、元同居人えいちゃんの『うなフェラ動画うp事件』の際、「リスナーの皆さん通報お願いします」
と協力を仰いでいた。しかし自分が泊めてくれた女リスナーにフェラを強要し、口内発射。


かたやらみあ氏は、ニコ生超会議で私たちは出会う為になんかやってない!ニコ生は出会いの場ではない」
と、ニコ生における出会い行為を激しく批判していたが
蓋を開けてみればけんちゃんとセクロス、よっさんとホテル配信を行い胸を揉ませる始末。



自らニコ生関係者といかがわしい関係を持った人数は5人と答えており。余罪はまだまだありそうだ。
キャプチャ11
(ぜひとも詳細をニコ速にリークしていただきたいものである・・・)


なぜニコ生主はこんなにも自分がやったことと、言ったことが矛盾するのか。
最近のもので思いつくニコ生主の矛盾をあげてみた。


ひきこもりで失語症でガチコミュ症です →流暢に話し、キスも自分からせまれる。現在アクティブに三股中。
運営から一円ももらってねえよ →バイト代としてギャラもらってました。
乞食なんてやってるやつは糞 →アマゾンギフト、口座さらすので振込みお願いします
乞食なんてry →囲いからPC等いろいろ買ってもらってました
乞食なんてry ○万円あげるからと言われまんまと待ち合わせ場所まで釣られ、メール暴露される。
エロイプとかしません
 →放送終了後、囲いとエロイプしていました
男性とは付き合ったこともありません →しょっちゅう男の家に遊びにいっていたことをブログにうp、大学生はキープ発言
出会い厨は氏ね →写メを強要し出会っていました

もはやニコ生主に矛盾はつきものなのか・・・。


そしてなぜこういった矛盾した行動をとるのか、答えは大きく分けて二つに分けられると思います。

・ニコ生主としてのキャラクターという自分を作り上げているため
・人間の本来の欲求との葛藤


このふたつが主に合わるために、間で矛盾が生じるのではないでしょうか。


>ニコ生主としてのキャラクターという自分を作り上げているため

これはアイドルに当てはめて考えてみればわかりやすいですね。
とくに女性生主が、彼氏が発覚するとファンがすさまじい勢いで叩きたちまち炎上してしまう事態は
まさにアイドルが週刊誌にすっぱ抜かれた際の、”それ”に近いものがあります。


誰でも手軽に配信できるライブチャット、ニコニコ生放送。
自分もニコ生を始めてみようと配信をし、顔や声を配信に載せようものならよっぽどじゃない限り
「かわいいね!」「キレイな顔」「イケボhshs」
などとたちまち囲いと呼ばれるファンたちのコメントがつき始めます。


これに気をよくし、もっと褒められたい、存在を認められたい、リスナーを増やしたいなどといった欲が出始め
リスナー&囲いたちに、よりよろこばれる”偶像”を作ってしまうのではないでしょうか。
(※最初からキャラクターを作って配信されるかたもいますが)

しかし上記の理由で作る、偶像ならなにも問題ないのです。
問題はここから邪心が芽生えるということです。


>人間の本来の欲求との葛藤

これですね。

当サイトニコ速に寄せられたリークから、またインタビューした生主本人から
ほぼ100%お聞きする話しがあります。

それは女生主(特に顔出し)が配信を始めた際
「~欲しいなら買ってあげようか?」「お小遣い困っていない?」
などといったメッセージが、記載していたメアド、スカイプ、またはツイッターのDMから送られてくるということです。

そのほとんどが性交、エロイプと引き換えになど、交換条件を出してくるのですが
問題の根本は、本当に金銭や物を買い与えるという人物がいてそれが成立してしまっているということです。
お金に困っていない方がお小遣い感覚で、贔屓の生主に贈与しているということもあるみたいです。

なかには純粋に放送を応援すると言うスタンスで、あげているという人もいるのかもしれませんが
貰った生主も生主である以前に一人の人間です。
「放送を続けたらまたもらえるかもしれない」「こういう人が他にもいてさらにもらえるんじゃないか」
という邪心が芽生えてしまうのは至極当然なことなのです。

さいわい誕生日、クリスマス、バレンタインetc・・・などイベント行事はたくさんあります。
それに大手ネット通販会社amazonによるアマゾンギフト制度が確立し、後押ししていることも要因でしょう。
しかしこれに味を占め過度になり自分から求めるようになれば、たちまち乞食配信者と烙印を押されることになります。

配信者にも当然プライドがあります、乞食配信は現在のニコ生ではみっともない行為とされています。
そこで「乞食してる奴はダメだ」と、声を高らかに批判してしまい、自らが金品を貰った際の矛盾と葛藤が生まれ
公になった時にリスナーから批判されるのです。


いわゆる乞食行為の矛盾を例にとりましたが、出会い厨行為もこれと根本は同じです。


生主になればリスナーが付きます。いつも楽しみに見に来てくれる常連リスナーも自然と出来上がっていきます。
そこでいつもコメントしてくれるこの方達はどんな人なんだろ、と興味が沸くのは当然な流れです。
その希望を具現化した最たるものがオフ会ですね。

オフ会をしている生主は事の大小はありますが、ほぼ100%出会い厨行為をしていると言ってもいいでしょう。
(余談ですが私服コンテストや写メコンという企画も、お手軽に相手のことが知れ
 スカイプ、ライン、メールアドレスから出会いにつなげれる必殺の常套句です)

なにもリスナーだけではありません。生主になれば、他の生主とのつながりが出来ます。
特にスカイプIDを晒し、凸待などをしている生主は必ずつながりを持っています。
生主からリスナーだけではなく放送で顔や性格を知っている分、生主同士でこっそりとというケースも大いにあります。


出会い厨行為や乞食行為が悪いわけではありません。
自分の放送に可愛い人や、イケメンがいれば、出会いたいと思うのは当然のことです。
放送するだけで物を買ってもらえるなら断る理由はありません。




ですがその行為、もしくはそういう行為をしている人を批判してしまうとたちまちブーメランだと批判されてしまうのです。

ならばこの矛盾を防ぐにはただひとつ、自ら出会い厨配信者です、乞食配信者ですと開き直ってしまうことです。
しかし開き直ることでおもしろい放送になるかはわかりません。
リスナーから後ろ指をさされたり批判のヤジにも耐えなくてはならないといった弊害は出てきます。
放送のコンセプト、ニコ生主としての自分の立ち位置としてのスタンスも変わってくることでしょう。


地上波で報酬を貰い活動するテレビタレントとちがい、無報酬のネット配信で活動するニコ生主。
純粋な趣味として、確固たる決意をして配信している生主は何人いるのか。
無報酬ゆえ、彼らには何かしらささやかな報いを受けてもいいのではないか。

ニコ生主としての自分と、素の自分の欲求との間で葛藤する生主達。
これからも私はそんな配信者として葛藤するニコ生主達の行く末を見守っていきたいと思う。